経営に役立つ専門用語を覚えよう

飲食店の開業を検討している方は専門用語をご存知でしょうか。経営者として覚えおきたい用語はたくさんあります。専門用語を覚えることで、従業員の教育や今後の方針などが見えやすくなり、出店コンサルティングを受ける時にも役立ちます。こちらでは、専門用語をいくつか紹介いたしますので、ぜひご参考ください。

売上高・利益

商品の販売やサービスの提供などで得られた代金の総額を、売上高と言います。1ヶ月の売上高を月商、年間の売上高を年商と言います。勘違いされやすいのが、売上=利益ではありません。
利益とは、商品の原価、人件費、営業費、管理費、その他売上を出すために用いた費用を差し引いた額のことを指します。そのため、いくら売上高があったとしても、他の費用が多くなってしまうと利益は少なくなり、店舗の経営は厳しくなってしまいます。

客単価

消費者1人あたりの平均消費金額を表しているのが客単価です。料理の最低価格が高ければ高いほど客単価の数字は大きくなり、来店数が少なくても売上高に期待できます。ただ、価格の高さが環境のニーズに合わなければ客足は遠のいてしまい、安すぎれば来店数が増えても売上高に反映されづらくなってしまうため、自分のお店にとってのバランスを考えることが大切です。客単価を把握することで、お客様が店舗で消費する価格のニーズを知ることができるので、新商品を販売する時などの指標になります。

原価率

売上に対して、料理や飲み物など商品を作るのに必要となった材料費を原価と言い、割合を原価率と言います。原価率は売上原価÷売上高×100で算出することができ、高すぎれば料理の盛り付けや飲み物の量が多く、店舗が損をしていることになり、低すぎれば量が少ないことになるため、お客様に損をさせているということになります。店が損をせず、お客様の信用を失わないためには、原価率の適正値を守る教育が必要となります。

東京にあるJKCでは、出店コンサルティングとして出資や経営のノウハウなど開業するサポートを行っています。脱サラして飲食店を経営したい、今の店舗から独立して自分の店を持ちたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。JKCは、飲食店だけでなくエステなどの出店コンサルティングにも対応しており、独創的なビジネスアイディアをお持ちの方をお待ちしています。